基礎体温とは?

基礎体温とは?基礎体温の測り方を知ろう

妊活や産み分けに重要になってくるのが“基礎体温”です。妊娠しやすい排卵日の特定をするための、大事な手掛かりとなります。

 

基礎体温とは何なのか、なぜ重要なのか、計り方は?など、詳しくお伝えしていきます。

 

妊活に基礎体温が重要な理由

妊娠を希望する場合や、産み分けで男の子を希望する場合には、排卵日に性交をすること。産み分けで女の子を希望する場合には、排卵日の2日前に性交をすることが条件です。

 

つまり、排卵日を特定しなければこれらの計画が立てられないということ。ただ、排卵日は「毎月この日!」と決められているわけではありません。人によってばらつきがありますし、体調によって排卵日の周期が乱れることもあります。排卵日を特定しやすいように、基礎体温で自分の体の様子を知ることが大切になってくるのです。

 

基礎体温とは?

“基礎体温”とは、朝起きてすぐの、安静にしている時の体温のことをいいます。女性の体は一定の周期で体温が上がったり下がったりを繰り返します。大きく分けると、体温が比較的低い時期である“低温気”と、体温が比較的高い“高温期”があり、ここから排卵日を予測することができます。

 

低温気

生理開始から排卵までの約2週間が“低温気”にあたります。この期間は女性ホルモンである“エストロゲン(卵胞ホルモン)”が多く分泌されている時期です。エストロゲンは、美しい肌や髪、女性らしい体をつくる「美のホルモン」として知られていますが、妊娠の準備をするホルモンでもあります。卵巣の中にある卵胞を成熟させて、受精能力のある卵子をつくります。また子宮の内側の膜を分厚くして、妊娠しやすい状態にしてくれます。

 

高温期

排卵が起こった後から次の生理までの期間を“高温期”といいます。低温気に比べて0.5℃ほど高い体温が保たれます。この時期は女性ホルモンである“プロゲステロン(黄体ホルモン)”が多く分泌されている時期。プロゲステロンは子宮の内側の膜をさらに分厚くし、妊娠しやすいようにしてくれます。また体温を上げて、妊娠を維持できるようサポートしてくれます。排卵が起こった後に高温期に突入するのはこのためです。

 

低温気や高温期の周期は人によって違います。体温も人によってばらつきがあるため、「低温気は○℃、高温期は○℃」と一概には言えません。基礎体温を毎日計り、この2つの時期のリズムや傾向を把握することが妊活・産み分けの第一ステップになります。

 

基礎体温から見る排卵日

上記でもご説明したように、基礎体温は基本的に“低温気”と“高温期”に分かれます。排卵日を特定する時は、この低温気から高温期に移り変わるときに注目しましょう。高温期になる前には、体温が低温気のときよりもさらに低い温度にガクッと下がります。それから徐々に体温が上がり、高温期に突入していきます。この“体温がガクッと下がる時”から2〜3日の間に排卵が起こります。

 

妊娠を望む場合には、この体温ががくっと下がる、低温気から高温期に移り変わるときに合わせて性交をするのがベスト。産み分けで男の子を希望する場合も同様です。産み分けで女の子を希望する場合は、体温ががくっと下がる2日前に性交をします。これは“Y精子(男の子を授かる精子)”を排卵までに減らすためです。排卵前に性交をしておくことで、寿命が短いY精子よりも“X精子(女の子を授かる精子)”が多くなり、女の子を妊娠しやすくなります。3ヵ月ほど継続して基礎体温を計り、そのリズムから体温が下がる前を予測して性交の計画を立てます。

 

基礎体温の計り方

基礎体温は、専用の婦人体温計を使用して計ります。小数点第2位まで計れるデジタル式と、0.05℃ずつメモリのついた水銀式があり、普通の体温計よりも正確に基礎体温を計ることができます。

 

  1. 朝起きたら、ゆっくりと体温計を口に入れる
  2. 下の裏側(筋の根本あたり)に体温計を当て、指定の時間安静にして待つ
  3. 体温をグラフに記録する

 

基礎体温は、ちょっとした動きでも変化して正しく計れなくなってしまいます。例えば、伸びをする、寝返りを打つ、あくびをする、喋る。これらの動作も体温を上げてしまいますから注意が必要です。体温計を取るときの動作もなるべくゆっくりと。計り終わるまで動かなくても済むように、枕元などに体温計を準備しておきましょう。

 

基礎体温が乱れている場合はクリニックに相談を!

妊活にはまず排卵日の特定が大切です。基礎体温はその排卵日を特定するための大切な手がかりになります。

 

「正しく計っているのに、低温気と高温期に分かれない」「排卵までに20日以上かかっている」「高温期がすぐに終わってしまう…」基礎体温でこのようなケースが見られた場合は、クリニックに相談してみましょう。排卵がうまくおこなわれていない可能性もあります。焦らずゆっくりと、妊娠しやすい体を整えることからはじめましょう。