排卵のサインについて

妊活中に意識するべき排卵のサインとは?

妊娠を望む人に重要になってくるのが“排卵日の特定”です。産み分けを考えている人には特に重要になってきます。

 

ただ、排卵は目に見えて分かるものではありません。体の内側で起こっていることですから、特定がすごく難しいもの…。毎日基礎体温を計っても、それでもやっぱり分かりにくい…と感じる人が多いようです。

 

そこでここでは基礎体温以外で見られる“排卵のサイン”についてご紹介していきます。妊活中にぜひ意識してみてくださいね。

 

排卵日の特定が重要な理由

妊娠するためになぜ排卵日を把握する必要があるのか…ということを簡単におさらいしておきましょう。

 

妊娠はまず精子と卵子が結合して受精卵になる必要があります。この受精卵が子宮の内側の膜にもぐり込んではじめて“妊娠成立”となるわけですね。ですがこれは毎日可能性があるわけではありません。卵巣で成熟した卵子が子宮内に飛び出している時でないとできないことなのです。この卵子が子宮に飛び出している日を“排卵日”といい、そのタイミングで性交をすることが妊娠には必須になります。

 

産み分けではさらに排卵日の特定が重要になってきます。産み分けでは、男の子を希望する場合には排卵日当日の性交、女の子を希望する場合には排卵日2日前の性交がベストです。排卵日の予測のズレは、産み分けの結果を大きく左右します。

 

排卵のサイン@ 頸管粘液の変化

子宮の入り口には“子宮頸管(しきゅうけいかん)”という細い通路のようなものがあります。そこから排卵前に分泌されるのが“頸管粘液”です。

 

この粘液のおかげで、膣内に入った精子が子宮まで泳ぎやすくなります。また頸管粘液はアルカリ性。膣内の酸性を和らげて、酸性に弱い精子が死滅してしまうのを防ぐ役割も担っています。この頸管粘液(おりもの)が増えてきたら、排卵が近づいてきている証拠です。

 

また量だけではなく、排卵日が近づくと粘液の質も変化していきます。通常はあまり粘性がない状態で、指と指で引っ張るとすぐに切れてしまいますが、排卵前になると粘性が増してスーッと伸びるようになります。排卵日には指いっぱいに伸ばしても切れない状態まで粘性が増します。

 

頸管粘液のチェックの仕方

頸管粘液の質は、排卵日を特定する目安になります。おりものが増えてきたな…と感じたら、自分で頸管粘液をチェックしてみましょう!

 

  1. 石けんで手を洗い、清潔にしておく
  2. 体の力を抜き、人差し指と中指を膣の奥まで入れる
  3. 膣の突き当たりにある頸管粘液を指で挟み取り出す
  4. 頸管粘液を親指と人差し指にとり、引っ張って粘度をチェックする

 

膣の奥で指があたるところが子宮頸管です。この近くには排卵前になると粘性のある液が増えます。頸管粘液の量や粘度には個人差があるため一概には言えませんが、指いっぱいに伸ばした時に10pほど伸びれば排卵日が近いということが言えます。

 

排卵日のサインA 排卵痛

卵子は卵巣の中でつくられます。最初は“卵胞”という物質で、これが女性ホルモンの働きによって成熟し、卵子となります。そして成熟した卵子は、卵巣の膜を破って子宮内に飛び出します(排卵)。この時に感じる痛みを“排卵痛”といいます。下腹部の左右どちらかに鈍い痛みがある、下腹部が張っている…などは排卵のサインです。

 

排卵痛に気が付かない人の方が多いようですが、これに気付けるようになると、排卵日だけではなく排卵が起こっている時間もある程度特定できるようになります。排卵痛が出始めるのは一般的に、排卵の5〜6時間前。排卵が起こっている時が痛みのピークで、30分〜3時間程度と言われています。卵子が受精する能力を十分に持っている時間は6時間ほど…という報告もあるようですから、痛みを強く感じ始めたときに合わせて性交をするのがベストと言えます。

 

産み分けで女の子を希望する場合には、この排卵痛を感じる前に性交を計画する必要があります。排卵痛が起こっている時、つまり排卵日当日は運動能力の高い“男の子を授かる精子”の方が受精しやすくなりますから、痛みが出始めた場合は受胎させるための
性交は控えるべきと言えます。

 

排卵のサインで排卵日特定をより確実に

基礎体温だけではなかなか排卵日が特定しづらい…という人は、“排卵のサイン”を意識してみましょう!

  • 頸管粘液の量や質
  • 排卵痛の程度や時間

この2つで排卵日をはっきりと特定できるわけではありませんが、排卵の一つの目安になり、性交のタイミングを掴みやすくなります。より確実な排卵日の特定が重要になる産み分けでは特に、基礎体温と併せてチェックしておきたいポイントです。妊娠の確率を上げるためにも、排卵のサインをぜひ意識してみてくださいね。